「―――姉ちゃん?」



聞き覚えのある声が



声のした方を見ると、見慣れた我が弟と可愛い女の子が




「あれ、遼祐!?なんでここにいんの!?」



「それはこっちのセリフ!」




真っ赤な顔をして怒る遼祐




ゆでダコのようで全く説得力ないけど




てか彼女いたんだ…



そりゃいるよね、イケメンだもん



「遼祐もデート?」




「あぁ、まぁな」