君と過ごした日

「ねー、優くん。」


「ん?どうした?」


「…んーん。何事も無いと良いねー。」


「は…?」


こっちのはなしー。


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「ハァ…。ただいまー。」


外暑かったー!


アイス溶ける前に食べないと。


「おばあちゃん、アイス買ってきたよー。」


「あらあら、お帰りなさい。皆も暑かったでしょう。」


「お邪魔します。」


「「お邪魔しまーす。」」


ふぅ、疲れた。


「はい、おばあちゃん。こっちがおばあちゃんのアイスね。」


「ありがとう、笑美ちゃん。さて、アイスの前にお昼ご飯食べましょうか。」


あ、そういえばお昼食べてない。


「やった、おばあちゃんのお昼ご飯!」


「ふふ、今日は暑いでしょう。だから、冷やし中華ですよ。」


「いきなり来ちゃったけど、おばあちゃん大丈夫?」


ん、大丈夫じゃないかな。


「気にしなくて良いのよ、壱也くん。もう少しで出来るからね、手を洗っていらっしゃい。」


「はーい。」


あ、じゃあアイス冷やして来ないと。


「優くん、蘭ちゃん達に着いて行ってね。そしたら洗面所あるから。」


さて、アイスが溶ける溶ける。