君と過ごした日

「お前と壱也は飲めないのな。」


「そうなんだよね。」


いっちゃん苦いもの苦手だから。


「よし、準備できた。行こっか。」


「あ、俺が持つよ。」


「ありがとう!」


優くん、本当に優しいなー。


-ガチャ


「お待たせー!飲み物だよー。」


「やっと来たー。」


さて、二人は始めてるし、わたしもやろっと。


「んー?壱也、ここ分かんない。」


「ああ…、そこ難しいから。」


「笑美、ここわかるか?」


「うん。えっとね…。」


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「んー!ちょっと疲れたわ…。」


「3時半か。おやつにしよっか。」


糖分とらないと。


「優くん、甘い物食べれる?おばあちゃんが念のためってビターチョコの方も作ってくれてるけど。」


「じゃあ…そっちで。」


「ん、それじゃあとってくるから、片付けててね。」