君と過ごした日

「あ、優くん笑ったね?ああ見えて、おばあちゃん怒ると凄く怖いんだから!」


それはもう、鬼みたいなんだからね!


「はいはい、そろそろ勉強するよ。一番大変な人がケーキ食べてるからね?」


「ん?蘭ちゃんどっから出した?」


「冷蔵庫よ?」


あ、そうですか…。


「自由だな…。」


本当にねー。


「蘭ちゃん、本当におばあちゃんの作ったケーキ好きだよね。」


「当たり前よ!凄く美味しいもの。」


「分かったから。ほら、笑美の部屋行くよ。」


「引っ張らないでよ壱也ー!」


「ケーキは3時に皆で食べようねー。」


さて、飲み物の準備しようかな。


「あ、俺手伝うよ。」


「あ、ありがとう優くん。じゃあ、優くんは、自分のと蘭ちゃんのやってくれる?蘭ちゃんは紅茶ね。」


わたしといっちゃんはジュース。


「はい、コップ。飲み物冷たいのしか無いけど良い?」


「ああ。」


あれ。


「優くん珈琲飲めるの!しかもブラック!」


すごいなー。