君と過ごした日

多分、一番私の事を知っているのは榛ちゃんなんじゃないかな?


「…最近はどう?」


「んー?別に変わりないよ。」


「体育祭の事なんだけど、」


「言わなくても分かってるよ。出る種目は減らせ、でしょう?」


結局、自分の事は自分が一番よく分かってる。


「分かってるならいいけど。何かあったら、直ぐに私に言ってね?」


「分かってるって!」


私の周りには、心配症がいっぱいだな。


「さ、後は別にいいから、今日も寝ときなさいね。」


「んー。」


「あ、もう一つ。今日は病院行っときなね。」


んー、それも忘れてたなー。