「…それは分かったけど、澤田。お前、顔色悪いぞ?」


えっ?!


「なに、あんた調子悪いの?!」


「そうだったの?」


うわわ、蘭ちゃんといっちゃんが同じタイミングで顔を近づけて来るから、ちょっと驚いちゃったじゃないか。


まあ、それだけ心配してくれてるのかな、なんて。


「あー、気にしないで大丈夫だよ。ただの寝不足…あ。」


んー、言ったらいけない事だったなー。


どうしようかな…。


逃げた方が良さそう、かな。


「澤田、」


「はい?!…な、何でしょう?」


うぅ…、逃げようと思ったのにぃ…。


「…、無理は、するなよ」


「…ん、もちろん」