「体育祭?」


「そうなの!柿原くん、ここに来てまだ日が浅いでしょ?だから色々分からないところあるだろうし、説明しようと思って!」


ジリジリと焼け付くような暑さの中、私はあの日からいつも一緒に居るようになった3人と、日差しから逃れるように日陰に座りお昼を食べていた。



「ああ…。もうそんな時期だっけ。」


「今年は色分け、一緒になれるといいね?」


「体育祭、もうあるんだな?」


「うん!うちの学校は夏にやるんだよね。暑いけど、楽しいんだよ。」


まあ…、真夏にやるよりは涼しいんだろうけどね。


「今日か明日に種目決めると思うよ!」


楽しみだなー!