君と過ごした日


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「っはー。冷たくて気持ちいいー。」


「うとうとして、流されるなよ?」


「あ、笑美ならやりそうね。」


「むっ。失礼な!」


そこまでバカじゃないもんね!


…にしても、


「和くん達、ほんとに泳がないのかな?」


―『もうすぐ昼時だし、俺達はバーベキューの準備してるね。』


『食べれそうになったら呼ぶから、それまで遊んでおいで?』


って言ってたけど…。


「全部任せちゃって良かったのかなー。」


「いいんじゃない?二人がそう言ってたんだし。」


「そーよ。笑美は気にしなくていーの。」


「それに、イチャついてるしな。」


なにっ?!


「は?…あんのバカ。ここら辺周りに人が居ないからって。」


「…はは。」


後ろ振り向けないじゃんかー。


場所考えてよ、和くん…。