君と過ごした日

「いいんだよ。はい、笑美の。」


わ、美味しそー!


「「いただきます」」


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「ふー。お腹いっぱい。」


「蘭ちゃんよく食べたね。」


「ほんとに太るぞ。」


「…うるさいわよ、優心。」


あはは…。


なんか、恒例になってるな…。


「あ、手伝うよ。」


「ありがとー、いっちゃん。あ、おばあちゃんは座っててね。」


「はいはい。毎年だから、分かってますよ。」


主役はなるべく動かない!


「優くーん。テーブル拭いてもらってもいいー?」


「ああ。」


「笑美、はい、プレゼント。」


「あ、ありがとう!」


危ない危ない、忘れるとこだった。