「あ、いや、あのな?」


何で優くん慌ててるの。


「ふふ…。あのね、夏休み、海行かないかって書いたのよ。」


「海!行きたい!」


あ、でもわたし泳げないや。


「浮き輪、使えば良いだろう?」


「じゃあじゃあ、バーベキューもしたい!」


「ちょ、俺は!」


「優くん…。優くんは行きたくないの?」


「いや、その…。」


あ、もしかして。


「わたしと一緒で泳げないの?それなら大丈夫だよー。いっちゃんも言ってたとおり、浮き輪使えばいいんだから!」


「…諦めなさい、優心。笑美はこんな子よ。」


「は、そうだな…。行くか。」


やったぁ!


皆で海だ!