キッチンで料理をしている美智子おばさんに話しかけた


「…美智子おばさん…私、裕翔と2人で暮らすよ」


突然言い出した私に美智子おばさんは目を見開いた


美「……気を使わなくていいのよ?ずっとここにいてもいいんだから……」


「……おばさんにはおばさんの生活があるし……それに裕翔と2人で新たにスタートしようと思って……お金はお母さんとお父さんが残してくれたから」


美「………分かったわ。でも住む場所はなるべく近い所にして頂戴。それが条件よ。何かあったときはすぐに連絡をすること。……守れる?」


「うん……ありがとう、美智子おばさん」