時「もういい、しゃべるな!救急車呼んだから!」


「……わ…たし……しぐれ……が……」



好き



そう言うことなく私目を閉じた



意識が遠くなっていく中で時雨が何かを言っていた



私の頬に上から暖かい雫が落ちてきた



時雨、泣いてるの?



ごめんね……



私がもっと強かったら………



貴方を苦しめなかったのかな?