悠「よしっ。……行くか」


まだ頭がついて行かない私を無視して悠馬君は歩き出した






遊園地の中はほとんど人がいなかった



悠「……どれがいい?」



「えっ?」



悠「乗り物……どれにする?」



私は渡されたパンフレットを見て答えた



「……これ……」



私が選んだのはテレビでも紹介されたことのあるジェットコースター