思わず影に隠れる



空「…そこにいんのわかってんだけど。」



空が通り過ぎたからバレなかったと思っていたが俺が影から出ると目の前には空がいた



彼方「…よ。」



電話聞いてるのがバレたのか!?



空「…あんたいつまであいつら騙してる気?」



彼方「は?」



空が話したのは電話のことではなく、俺に対してのこと



…騙してる??誰を…?



空「…自分でもわかってんだろ?


お前の仲間って奴らだよ」



……



彼方「…仲間??凪たちのことか?」



空「はっ。仲間が宮本たちだ?

仲間だなんて思ってねぇくせによ」



は??…俺が凪たちを仲間と思ってねぇだと?



彼方「思ってるに決まってんだろ?

何ふざけたことぬかしてんだよ」



空「ふーん。
じゃああんたはその"仲間"のために命はれるわけ??

…無理なくせに」



彼方「ッッッ!!!」



…こいつッ!!



彼方「……まさか知ってんのか、、?」



空の目を見て聞くと空は呆れた目で俺を見る



空「はっ。知ってるけど??」



ッッッ!!!!!!!



彼方「どこまでだよ!!
どこまで知ってんだ!!」



空の胸倉を掴む