ザワザワ



ザワザワ



幹部たちが降りてきたのを不思議に思った下っ端の奴らが騒ぎ出す



それを沈めるように林がいう



彼方「場所あけろ」



たったそれだけで下っ端たちは場所をあける



そこに幹部らと俺らも行く



紫月「だれからやりますか??」



空「陸と藤井。」



藤井兄の方を指差す



藤井兄に林が「手加減しろよ」といい、頷く



小さい声で言ってるつもりだろうけど俺は聞こえた



ま、他の奴らには聞こえていないだろう



「「よろしく。」」



陸と藤井兄はお辞儀をし、構える



組み手とは言っても組み手ではない



組み手は力の差が少ししかない人達がやるのが普通だけどこの二人は差がありすぎる



もちろん、藤井兄じゃなくて陸が強いからって意味



陸は藤井兄のパンチや蹴りを受けるだけ



まぁ、それだけで藤井兄の力が分かるからな



5分くらいで俺が止める



「陸、藤井。終了

次、海と宮本。」



陸と海は頷いたが、藤井兄と宮本は不思議そうに首を曲げている



伊織「なぁ、これって組み手じゃねぇの?」