『"罪"。まだつかねぇのか』
向日葵「…申し訳ありません。"マスター"。
今からバイク飛ばして10分で行きます」
『…ならいい。くれぐれも早くな』
向日葵「承知しました」
電話をきり、極力気配を消し走る
家に向かって。
ガチャッ
家の鍵をあけ、中に入る
ここでくらしているのは俺ら3人だけ
ま、あまりここには来ないけど
バイクとか取りに来るだけだな
自分の部屋に真っ直ぐに行って、鞄に服を詰め込む
そして、バイクのキーをもち、車庫へ行った
車庫には6台バイクがある
その中の3台が俺ので2台が琥珀、1台が陽向だ
俺と琥珀は色んな場合で分けてるけど、陽向は慣れたものしか使わねぇから1台だけ。
そして今乗るのは赤と黒を基調としたハーレー。
この中で一番古く、扱いなれてるバイクだ
ブオンッ
ハーレーにまたがり、エンジンをいれる
ブロロロロロロ
そのままマスターのいるところまで走らせた
カランカランッ



