彼方「…あぁ。そうゆうことだ

葉はいくら言っても聞かないし、ああするしかなかった」



陸「…もしかしてその響って奴は歩の、、」



目を見開きながら俺に聞く陸



…意外とカンはいいみたいだな、、



彼方「そう。陸の思ってるとおり、ひびはあゆの双子の兄だ。」



「「「「「え!?(は!?)」」」」」



陸「…やっぱり、」



葉亮「…いつから、気がついてたんだ??」



彼方「……同じクラスになった始業式の日。
あいつらそっくりなんだよ

自己紹介の時、始めはなんでひびが!?って思ったけど名前が違ってた


葉、覚えてるか?
あゆの家のこと。」



小3の時に教えてくれたことを…



葉亮「家?…あぁ。覚えてる
あゆの家って複雑になってんだよな。


あゆたちが生まれたばかりの頃、両親が離婚してあゆは父親に、あゆの兄が母親に引き取られた

でもあゆは双子だということを小学上がる直前まで知らなかった

あゆ、確か小学にあがってから今度は母親に引き取られたんだよな。」



あゆの父親が再婚して、あゆが邪魔になったからおばさんに引き取られたってこと。



けど俺はおばさんの息子2人を奪ったんだ



彼方「…全部俺のせいだ

(ボソッ)俺なんか生きてなきゃよかったのに」



バンッ


大きな音と共には部屋のドアがあいた