そこには、彩りが鮮やかなお弁当。 「うわーっ、前から思ってたけど純玲のお弁当ってすっごく豪華! 誰か作ってるの?」 「え〜??そうかな…?お弁当はねー、おねーちゃんが作ってるの」 「そうなの?!純玲っておねーちゃん居たんだ!」 あたしの、言葉に満面の笑みで頷く純玲。 よっぽど、おねーちゃんが好きなんだなぁ……。 「うんっ!!優しくてね、あたしなんかより全然綺麗でね自慢のおねーちゃん!」 嬉しそうに話す純玲を見てあたしは、優しく微笑んだ。