「ぁっ……せんぱっ、もっと……」

「ふっ、かぁーいい」



何だかヤラシイ雰囲気と怪しげな声。

もしや、もしやなのかな?
そうなのかな?



思わず生BLに顔が赤くなっていったのがわかった

新にぃ!!!!新にぃのプライベート空間でいちゃいちゃちゅっちゅっしてるよ!!!!ねえ!!!




カラッ



静かーに空いたドアからこそっと顔を出した新にぃ



「ぁっ、新にぃ!
これはどうゆうことかな!?」

「いやー、なんか美味しいもの貰えるから1時間貸すことにした」



空気を読んで小さな声で新にぃに訴えれば、どうやら買収されたようで

ちなみに、秋や海深や雲丹や水輝は俺と一緒に隠れている
lineでおしゃべり中のようだ


新にぃに引っ張られるままとりあえず、保健室の外にでた




「ごめんなー
言っとけばよかったなー」

「いや、いいけど……」

「ねぇ、新
どっか静かに食べれるところある?」

「んぁー?
ぁー、裏庭とかどうだ?」

「よし、そこに決めた 」



秋と新にぃは一言二言交わして、俺の腕を引っ張る秋

どうしたんだと思いながら、なにか考えてることがあるのだろう



秋に引っ張られる俺と

今だなぜか、lineで喋ってる3人

あと、新にぃ


謎なメンバーだなーと考えながら引っ張られる


まぁ、楽しそうだからいいかと思い気楽に足を動かす




その頃lineではこんな言葉がかわされていたとも知らず……









❪ウミ:なぁー、保健室空いとらんかったとき は焦ったなー❫

❪ユウ:そーねー。
まぁ、裏庭とかあってよかったけどねー❫

❪ミズ:たしか、先生用の場所ってあったよね❫

❪ウミ:とにかく、優ちんにはあんまりマリモにはあわせやんようにね❫

❪ウニ:そーねー❫




マリモが授業に来なかったのも、来るかもしれない昼休みを迎える前に早く教室をでたのも、全てはマリモにあわせないため


出来る限りの負担を減らすための行動だった