あれからわんわんまた1時間ほど泣き続けた俺は泣きつかれてふらふらしていた



「ぁー、頭ふらふらするー」

「優、ソファでゆっくりしときな
ココア入れたげるから」



わぁー、ありがとう秋さん

あったかいココアを待機しているよ


今日はよく泣くなーと思いながら、ソファにもたれかかっていた



「優ちん、落ち着いた?
もう大丈夫?」

「ん、もういけるw」



あまりの心配っぷりにおろおろする海深

雲丹と水輝も声はかけてこないが、心配してくれてる様子だった



どうやら、俺がそっと出てきた時には秋が目覚めており、追いかけたそう


んで、ベランダに篭もりつつ泣いてるときに、海深が起きて海深が起きたことにより雲丹が起きて、と順々に起きてきたそうで



秋はキッチンの方で、バレないように過ごしていた

それを見つけた雲丹と水輝と海深


俺がベランダから出てきたのを見、思わず海深が飛び出してきたらしい



この話を聞いた時は過保護が多いな、とは笑ってしまった



そうやって笑った俺に安心したのか、少し目を潤ましていたが隠しているようなので黙っとく




「はい、優
これ飲んだら、もう寝な」

「ん、らじゃー」



目の前には甘い匂いがする美味しそうなココア

ゆっくり喉に流し込んでいく



あったかいココアが疲れた身体に染みていった


ココアを飲み終わった俺は、秋に連れられるまま、ベットに直行し、寝かしつけられた