それからは授業が始まってもあーだこーだと討論する秋と海深が馬鹿らしく思え、だんだん俺の中ではこの事案はそれほど重大なこととは思えなくなっていた



だって2人の討論なかなか馬鹿らしいからね。



「ねー、結局海深のストーカーはどうなったんですかね」

「あんねー、ほっとこうってなったわ☆」

「うん、結局こうなる。」



DA☆YO☆NE



どうせ、討論したって結果はほっとくだよ。
だって、相手が海深だもん。


海深さんガチスポーツマン。

ガチムチではないし、ブ男でもないけど、なんかモテない顔してる


友達どまり的な?
中身が残念なのかな…



「まぁ、これが手紙は嫌がらせ、写真は間違えて入っとった優ちゃん宛とかやったら怖いけどなーw」

「あははー、その可能性はナシで。」



あははーと笑うが、否定の言葉ははっきりと伝える


やだよ、面倒事は!


秋の過保護が発動されるのも嫌だし、めんどうだし!

そして、我にストーカーよか水輝のストーカーの方が見たい!!



「大丈夫、優は俺が守るから」

「あ、ありがとう」



どうしようか、秋の過保護既に出てきたわ


面倒事に巻き込まれる予感を感じながらその日一日過ごした


次の日見事に嫌な予感が的中する事もしらず…