生徒会に入るのをやめる、と決めてから一週間。

少しばかりの平穏です。


あれから、生徒会からのアプローチもなく、見かけること自体が珍しいらしい生徒会の事は若干忘れていた




「秋ー、次は何だっけ?」

「次は、現社だよ」




どうせ、暇ばっかするのだからなんでもいいのだが気分で聞いちゃう。

現社の先生つるパげで面白いよ。



「優ちん、暇やろー?」

「うん、暇よー」

「じゃあ、喋っとこうー!」



ものごっつい暇らしい海深の相手をするため後ろを振り向く

むしろ、椅子ごと後ろに向く



「んで、何をしゃべるのかね?」



少しふざけた口調で問いかける



「実はなー少し前からおかしなん届いとんねん」

「え、なになに?」



なんですかね、変なのって。ストーカー的なあれですか



「実はな、ちょっとやばい手紙と写真」

「へー、そりゃーストーカーだねー。
被害デビューおめでとー」



これが、水輝とかだったら心配しますがこの、ごついのには心配など無用なのはみんな承知さー



「でもなー、やばいのはやばいねんけどおかしいねん」

「いや、そこはやばい時点でおかしいよね?」

「そう言う事ちゃうねんー、写真がなー?俺も写っとんのんけど優ちんメインに見えんのよね」

「は?」



なんすか、それ。

海深に届くのに、写真のメインが俺っぽい?なんだそれは。



「じゃあ、手紙はどうなの」

「手紙は、まず名前が出てこん。
ずっと、俺のことを天使と称してくんねんけど。キモいんやけど。」

「あっははー、どんまい★」



凄くいい笑顔で対応してあげたぜ!!!!!!



「優ちんのいじわーる…優ちんなら経験豊富で解決策わかるとおもったのに…」

「ないない、俺そんな経験ないからね?」



…………………なかったね!

思い出そうとしたけど、そんなおいしいフラグ忘れるわけないし



「海深、ストーカーなら話は聞くけど」

「あーきー!!!おりがとー!!」



なんだ、これは。


唐突の秋の申し出にもびっくりだが2人こんな仲良かったのか

ちょっと、拗ねてやる。