「でもなー…単位免除はありがたい。」



ほんっとに、嬉しいものだよ?



「ゆーうーちーん(泣
入るまでもめんどいんよ!?そんなん優ちんいややんね!?」

「そうそ〜、ほんとめんどいからね〜??
やめときましょ〜ね、優ちゃん〜」



ここまで必死になる海深と雲丹を横目に真剣に悩む



「優ちーん、優ちんの貞操の心配も出て
るんじゃないかなー…?」

「優!!入るな!」



げっ…海深の余計な一言のせいで秋まで反対しだしたじゃないか。

やめていただけないだろうか、その可能性を考えないようにしていたのに…くそっ!
海深のバーカ!!!




「ほ、ほら!秋さんやい!
2人で一緒に入れるからそこは心配ないんじゃないかなー?」

「ダメ。どうせ優は、無意識でアホなことするんだから。今日みたいに」



ぁぅ…今日のこと言われると胸が痛みやす…


さすがに、今日の迷子ーからの生徒会と遭遇☆はないわと思ったぐらいだよ。マジで



「うぅー…どうしてもダメっすか?」

『ダメ!!』



秋、海深、雲丹の3人に声を揃えられて反対されると押しとおしにくくなるものでして。
(水輝はいつもどうり寝ていらっしゃいます)



「じゃあ、やめとくよ…」



しぶしぶと引き下がった午後三時でした。