「んじゃぁ、優ちゃん戻ってきたことだしそろそろ帰りましょうかね〜」

「せやなー
ほんまそろそろ帰らな生徒会とはちゃうからなー」



雲丹も海深もわざとらしく帰りたいことを強調してる


え、てか何?
なんで生徒会はサボれるからねーみたいな空気でてるの?


生徒会だって単位取らなきゃでしょうが。なんで!?



「優ちーん、なんでって顔してるのはわかる気はするけど、押さえといてなー
はよ、帰りたいからねー」

「あ、ウイッス。」



さーせん、好奇心は抑えれないものなんです



「なぁんだ!もぉ帰っちゃうのぉ?もっと編入生ちゃんと話したかったぁ!」

「そうですよ、せめて優くん置いてってくださいよ」

「俺もまだ喋ってみたいかもー!」



やっだ、俺ってばモテモテ?


うふっ、でもそのホモスキルは別のとこに行かないかなー。俺にはいらないよ


見たいだけなんだよ♡



「もおー!ほんまうるさいなー!
はよ帰りたいねん!こっちは!」

「そおよ〜、そろそろ俺を解放してちょうだいね〜」



あ、きれた。
てかプッツンきてるねー


分かるけどね。この二人しつこいもんね。会計と副会長かな?しつこいよね。



「信、要…とりあえず、編入生は置いとけ
そのかわり…おい、編入生」

「え、なんですか…ね?」



なんスカ、突然会長に声かけられたと思ったらすっごい見られてんだけど。なんで。



「お前、生徒会入らねぇ?
一人で寂しいなら、その幼馴染みか彼氏連れてきてもいいし」

「はい?」







一通り値踏みされたあと持ちかけられた提案はびっくりするものでした。