「はいはい、ストップね〜」



そんな二人のあいだに入っていったのは意外にも雲丹だった。

こいつは一番に面倒ごとをよけそうなのに…



「なにさぁ!雲丹には関係ないでしょぉ?」

「そうですよ!全く…僕と優くんを離させたのに…なおも邪魔するんですか?」



まてまて、副会長何行ってんスカ。


俺が離れただけだっつうの

いちいち自分勝手な副会長に冷めた視線を送るが気付かない様子



むしろ、副会長の隣にいた会計に投げキッスされる始末。

やめて。
俺もうお前らやだよ。



「おい、要!信!お前らなにさぼってんだ」

「げっ…晃(Akira)…それに君らも来たんですか」



やたらいい声の怒り声が聞こえたと思ったらすごいかっこいい人達が来ました


あっ。気付いたわ。

これ多分生徒会。遠目でしか見てないから自信ないが多分生徒会。


会長意外にも爽やかーなイケメンと、むっつりマッシュルームのイケメン。
この二人絵になるー



「(コソッ
なぁなぁ、海深これ生徒会?」

「せやで、よう分かったな」

「なんか雰囲気が」



それっぽいなーと、思ったのさ

あと、顔に覚えがあるぜ。イケメンの顔は忘れない



「あらあら〜全員集合とか珍しいじゃねぇの〜」

「あぁ、雲丹か。
久しぶりだな」



晃と呼ばれたイケメンと喋る雲丹


もっと、寄っていってくれたら美味しいよ!
さぁ!もっと!!



「優、顔ヤバイ」

「ゲッ…ありがと、水輝」



むにむにと片頬を握られながら顔のやばさを伝えられる

たぶん、にやけ過ぎてたな。


一生懸命ニヤケを抑えながら、全力で気配を消す。

このメンツは海深と雲丹がめんどくさがるのだから会いたくない。



だって、海深と雲丹がめんどいだもん。

めんどい奴にめんどいと言われんだよ?いい事ないよ絶対。