無自覚総受け腐男子くんの男子校生活!!【BL】

ガチャッ!!



「おはよー!あさごはーん!」と、寝坊にもかかわらず堂々とご飯をねだります


これが俺のジャスティス!!


ちなみに、着替えにかかった時間は3分
ム〇カも待ってくれる時間だよ



「もうー、優ちん遅いわー」

「ごめん、ごめん」



海深のブータレはほっといて、本日の朝ごはんをいただく


今日もいない、雲丹が作ったご飯

まったく、誰に美味しいといえばいいんだ!!



「ひょう、ふにはー?(今日、雲丹はー?)」



ダメ元で何をしているか聞いてみる
まあ、どうせナンパしてるだろうと思ってたのだが



「はぁ〜い、本日の雲丹さんはちゃんと居るよ〜」



それが、いたのだ



「ゴフッ……なんでいんの?!」



思わぬ登場にむせ返りながら叫ぶ



「だって、俺の作ったもんを食べる人を見届けないとね〜

食べてくれるってのは、ありがたいんだから〜」



割とまともな答えが帰ってきて、あんぐりした


こいつ、水輝を置いて帰るほどなのに、ここはしっかりするとかなんなんだ。



「優、無駄口叩く前に食べる!!」



ほれほれと秋に急かされながら急ぐようで急がない

早くしろ!!と急かす秋と攻防を繰り返しながら食べ終える



「ごちそーさまでした!!」

「はぁ〜い、どういたしまして〜」



食器を片していく雲丹を横目に急いで荷物を用意する


まぁ、ある程度は秋が用意してくれたんだけどね