後ろで騒いでる秋と新にいはほっときながら海深と二人でもごもごと話す



「秋の意外な一面みれたわー」

「あ、そだねー」



確かに普段秋さん、クールだもんね



「いつもあんな感じなん?」

「そだよー、3人会った2人が言い合いすんだよね。で、それ見ながら姉ちゃんと俺が笑ってんの」

「意外!!」



ですよねー



でもあれが2人の一番の自然体じゃないかな



「意外っていえばそろそろ2人はもりだすよ」



「え?」と驚く秋の声と同時に『あ!優俺の事置いてった』とはもる二人の声が聞こえた



「優ちん凄いなー」

「いつもの事」



驚く海深を笑いながら2人のほうを向いた



「優俺の事置いて食べないでよ」

「うん、優冷たくなったー」

「冷たくないし、はやく昼ごはん食べなよ」



しゅんとする過保護達にご飯を食べるよう急かす

ちなみに静かになった水輝はお昼寝タイムに入っています



「あ、ごちそーさまー!!秋美味しかったでー」

「そう?良かった」



少し無愛想な秋の返事



「俺も美味しかったよ!!」



海深と同じタイミングで食べ終わった俺も秋に最高だったと伝えると満面の笑顔をいただきました


ありがとうございます!!


海深との態度の違いにちょっとびっくりだけど美味しかったです!!



『いただきます』

「はい、偉いねー」



秋が可愛かったのでおちょくる事を含めて褒めたら、笑顔になりました。


やだ、ちょっと二人とも壊れてねぇか?

でも、今この瞬間だけ、おかんの気持ちがわかった気がした。
予想外に可愛く見えたよ



「あ、せやセンセーってここヤリ部屋にしてんの?」

「ブッ…海崎、ちょっと黙ろうか(ニコッ」



思わぬ質問に吹いた新にい



「あ、ゴメンなさーい」



怒られた海深はおとなしく引きさがったけど
…ごめん、俺もちょっと気になってたよ

新にいは昔からそのケはないけど、俺に引っ付いてくるから期待してる



「いいじゃん、答えたったら?」

「秋、お前なー…優が「あ、それならバレたよー」」



どうやらいいよどんだ理由は俺のことを気にしたらしい

でもね、隠すべき水輝と海深はもう知ったんだよ



「え、そうなの?」

「そう」



驚いてる新にいの顔を見ながら頷く秋と俺



「てか、センセー優の趣味知ってたん?」

「ん?そりゃ、幼なじみだしな」

「へー、そんなもんかー」



フレンドリーに話す海深と新にいに疑問を覚えた



「新にいってさ、海深の事しってんの?」

「俺な、こいつらと一緒に上がってきてんの」

「あ、なるほど!」



だから2人ともフレンドリー何だね
不思議だったんだけど、今納得したわ

中高一貫高でも、保健医は中等部と高等部に分かれてるしね

校舎が隣りあっているだけだから……