「たらしー晩飯は俺作るから」

「たらしってひどいじゃねぇ~のよ」

「うっさい」



リビングにでてそうそう、牙をむく秋


でも何だかんだで仲良さそうなのでおいておこう



「優、もう食う?」

「ん?うん!!」



腹が減ってたのか水輝は既に昼ごはんを食ってるようす

海深は雲丹に任せきれなくなったのか、俺の分をよそってくれるらしい

ありがたやー



「ほい、雲丹の得意料理。親子丼やでー」

「いただきまーす!」



具材たっぷりの親子丼はおいしそうで思わず笑顔が浮かぶ


一口食べれば予想以上に美味しく、高校生男子の手作りとは思えないクオリティ


これは予想以上だ!



もしや秋さんに匹敵するのでは?


そこからはただひたすら食べた
綺麗に丼を空にして、雲丹にごちそうさまと言っといた


今は食後の休憩

ソファーの上でくつろいでいます



「美味しかった…!!」

「やろー!!雲丹は、料理だけは凄いんねん」

「海深~、さらっと酷いね~」

「だって、ホンマの事やんか!!」

「んな訳ね~だろ?俺は夜のテクニックもスペシャルよ~」

「ばっ、おまっ、何言ってんだよ!」

「え、何ってセ「それ以上喋んなぁああああ!!」」




2人のアホくさいやりとりに笑ってしまった

海深って案外純情なんだww


てかお腹いっぱいなったし
やらなきゃいけない事ないし

凄い眠くなってきた…


隣にいる秋にもたれ掛からしてもらい、眠ろう…



「おやすみ…」



そこで俺の意識は途切れた