無自覚総受け腐男子くんの男子校生活!!【BL】

「優、そろそろ部屋行こ」

「ほーい、んじゃまた後でね!!」

「せやねっ!!」



海深にバイバイしてから部屋に入っていった

部屋の中には、ベットが2つ

ベットの下にはスペースがあり、机や本棚が置かれている



タンスが2つあり、わりとデカめの押入れも備え付けられていて、だいぶ豪華だ


部屋の隅に積まれてるダンボールはたったの、3つ


俺は確かひとつだから、秋が2つだろう


お互い荷物が少なくありがたい



「よし、ささっと片付けるか」

「宜しくお願いします。なんか手伝うね!」



と、いきこんだものの、大した手伝いもできず、秋がほぼ一人で片付けてしまった



「ふぅー…ダンボールは少ないのに、疲れた」

「だねー」



あれ不思議だわー…荷物はすごく少ないのにね



「なんか、ジュース飲む?」



せめて何か飲み物を持って来ようと、秋に問いかけると「アイスミルクティー」とかえってきた


ふふっ、腕によりかけて作ってやろう



「ほい、優ちゃん特製ミルクティー」

「あんがと」



はぁー…ミルクティーを飲んでるだけの秋もイケメン!!


のんびり秋を眺めていると突然聞こえた海深の声



「優ちーん、秋ー雲丹が飯作ったんだけどー」

「はい?!雲丹が??!!!」



意外だ!!雲丹とかただのマダオってイメージだよ!!



「そうー、雲丹がー」

「秋ーどうする?」



片付けている間に2人でお昼は何を食べようか話していたのだ


秋には、悪い気がして顔をのぞき込んだ




「ホントは優にご飯作るつもりだったけど、たらしに悪いから食いに行くか」



秋が拗ねてる!!可愛い!!



「海深ー、今いくわー」

「ほーい!」



扉の前から消えたのであろう、海深の気配を感じなくなってから、秋に抱きついた



「秋すねてるのカワイイ!!
晩御飯楽しみにしてるね?」

「うん、晩御飯は作るよ」



良かったー!!

秋のご飯は絶品なのでとても楽しみに夜を迎えよう。