「ゆう、ゆーうー」



遠くの方からなんか呼ばれてる……と思いながらも、目を開けるのは難しい

起きるのはつらいことだよね?ね?


一生寝てたいんだー。と少しでもと、抵抗する
まぁ、目を瞑るだけなんだけど




「ゆう!起きろ!」

「んー、眠い……」



布団に抱きつきながら、起こそうとする誰かに対抗する

ん?てか、布団に抱きつけてる?


あれ?俺抱き枕にされてなかったっけー?とよく働かない頭で考える


てか、じゃあこれ起こしてるの秋なのかなーなんてことも考えながら、二度寝ならぬ三度寝を迎える




「優!起きろって!!いくら今日が休みだからって寝すぎ!!」

「えっ!?休み!?」



それなら、起きなくては!!!と起き上がる


あのまま学校に行くのが、めんどいので寝ていたが無いならばんばんざいである


がばっと、勢いよく起きた俺に驚いた顔を見せたのは新にぃだった


あれま、以外
秋だと思ってた。と言えばなぜか涙を流された



そんな、新にぃは放置をしておきリビングに向かう

ほのかに香る美味しそうなにおいは、秋がつくったのか雲丹がつくったのかと考えながらルンルンで扉をあける



「おはよー!」

『おそいっ!!!!』




怒られた……だとっ!?

ルンルンで扉を開けた俺に待っていたのは般若でした。(涙)