無自覚総受け腐男子くんの男子校生活!!【BL】

「ゆーうーちーん!!」

「むっ、なに?」



気づくとソファーで寝てた俺

何があった……寝る数分前の記憶がふわふわしてて思い出せん……


俺何してた?って聞いたら、秋に酔ってたと言われ、そういえばそうかも?と思う


確か、3回目なのに頭ぱやぱやするーとか言った気がする
あのお酒はなんだ、と聞けば、ちょっとチューハイよりは度が強いの
それのんだから、酔ったんでしょ?と秋に言われる

もう、秋さんの顔がお前ってやつは……って言ってる、いたたまれない。



「優ー、呑んだことあんの?」

「んぁ?なんか冷蔵庫に入ってた缶は」



新にぃに、呑んだことあんの?と聞かれ思い出すのはセンチメンタルな夜中

ベランダに出て、呑んだあれはお酒だったはずだ。



「秋ー、お前はしっかり見とけっ」

「うっさい、新」

「はぁ?お前こそちゃんと面倒見ろよ!」

「チッ…」



おっふ、まさかの兄弟喧嘩勃発!?


恒例すぎて、ビビることは無いが、今なの!?とは思う

この2人はほんと息するかのごとく、喧嘩を始める


これは、長くなるかな?と思いながら、もう諦め水輝達の方に向かった





「優ちんやほー」

「ん、やぁー」

「おつかれねぇ〜」

「お疲れ様」




撫でこ撫でこと、頭を撫でられるけどもうこれも、慣れたこと

どっかでフラグが建ったのだろうか……と考えるがもう、めんどくさいこと



建っても回収しなけりゃ、どうにかなるかもしれないと思い考えるのを放棄した




「一足先に飯食うか〜?」

「そーする」




雲丹が、どうやら今日の飯当番らしく、ありがたくいただく

水輝なんか、目を輝かせながら全力で頷いてる
海深も、なんだかんだ全力で頷いてるところを見ると腹が減ってたのだろうか



ほんじゃ〜ぱっと作りますかね〜なんていいながら、エプロンをつけた雲丹はどっから見ても立派な主婦だった