優side



いつのまにか保健室に運ばれていた俺は目の前の景色に驚いた


泣きそうな顔した、生徒会と秋達

後ろの方に新にぃも見える




すっごい心配してくれたみたいで、生徒会は何度も謝ってくれた

そんなに謝らなくてもwと笑ったら、優しい優しいと何故か褒められた




ほっとしたのか、俺の次は秋が眠っちゃって、さっきまで俺が寝てたベットでは秋が寝てる





「スーッ…スー」

「秋疲れてたんかなー」

「んー、悪いことしたなー」




海深が心配そうに秋の顔を覗く


日頃しっかりしている秋だからなのか、フラグが建っているからなのかどっちかは知らないけど美味しいよっ!


既に通常運転の俺は少しはぁはぁしながら2人を見る




「そういえば、白石会長さんは王堂のフォローとかしなくていいんですか?」

「いいんだよ
別に俺は好きじゃないし
それに、やっぱり白石先輩って呼んで
なんか堅苦しいや」

「ぁ、はい
ほかの皆さんがたは?」

「俺が編入性ちゃんいがいに好きな子ができるわけないでしょぉ?
ぁっ!俺のこともぉ信って呼んでよぉ」

「九条先輩でお願いします」



誰が、呼び捨てからのフラグ建設するかと思い苗字呼び絶対です




「優くん、では僕のことも花園って呼んでください」

「では、花園先輩で」



どうやら、下の名前で呼ばないと分かったのか花園先輩は最初から苗字呼びでお願いしてくれた



「俺もひろくんも菅原先輩とか朝日先輩って呼んで?」

「呼ぶ、嬉しい」

「はいっ!!!
むしろ喜んでっ!!!」



このお2人はフラグが建つこともないし、可愛いしなので大好きです。
愛しちゃいます。

俺と生徒会のあいだにほのぼのとした雰囲気がながれる




「優って、やっぱり凄いよなー」

「ぇ、なにさ新にぃ」

「いやー、結局総受けフラグバンバン建たせてるから」

「んなっ!?
そんことないわいっ!」



おら、ぜってぇ総受けなんざならねぇべっ!?


アホな方言で心の中で講義する

なのに、まわりの皆がうんうん頷いてるのはなぜ



納得しないで、否定して



「優くんの素晴らしでは、絶対に総受けになっちゃうに決まってるじゃないですか」

「花園先輩そんな事言わないでください、認めたくないです」

「なぜです?優くんはとっても可愛いですよ」

「オヤメクダサイ」




片言になってしまうのは花園先輩が異様にお綺麗な顔を近づけるからです

イケメン爆発、絶対。