Recollection ~レコレクション~

少しの間(ま)は相変わらずあったが、


「うん、もう行くの?」


と聞いた。


「ああ、今日は一緒にお茶したことだし、折角だから一緒に行こうぜ!」


と光輝が言った。


「うん。じゃあ、悟君も行く?」


と早紀が聞いたら、


「ああ、俺?俺ならあとで行くから、さきに2人で行ってて!」


と悟が答えた。


「悪いな、悟。」


と光輝は言った。

もちろん、悟が気を利かせてくれたことを光輝はわかっていた。