今までの日々が私の頭の中に鮮明に映る。 「大好きだよ。梨伊弥。」 でも、もう、この想いは梨伊弥に届かない。 私は屋上の扉の前に立つ。 屋上を見回して目を閉じる。 「ここ、俺達だけの秘密の場所なっ?」 「うんっ!!」 私はもうここへは来ない。 梨伊弥を想って泣くのは今日が最後。 明日からは、新しい恋を探そう。 「ばいばい、梨伊弥。」 _________さよなら。 世界で一番愛してた人。