そこに立ってたのは、
みんなだった。
ライ、廉都、昴、藍、桐也、悠、奏、
京、花、春、天使、悪魔、妖精、幻獣、竜、死神族。
傷だらけでここまで来たのがわかる。

ライ「空、海、勝手にいなくなるな!」

廉「人に頼れ、」

昴「二人ともなにやってるんですか」

藍「一緒に帰るよ!」

桐「仕方ない、一緒に帰ってやる     よ!」

『『みんな!』』

ダーク「何この仲間ごっこ。
   もういい。こうなるのも
   君たちのせい。
   バイバイ。

   我の力解放し、
   今、ここで、愚民共を
   抹消する。
   ダーク・ミシィンゥレィ」

その言葉とともに、ダークの頭上には、
黒い大きな塊。闇そのもの。
それを投げつけた

『『逃げてっっ』』

そう叫んだのも虚しく、視界に入ったのは、なにもないただの空間。