黒猫男子とツンデレ女子


そして残された私。



突然の告白に未だ状況が掴めない。

ははは……まさか本気なわけ……。

いやでもかるちゃんはそんな子じゃないし。


なんでかるちゃんは素直に言えて私は素直に言えないんだぁ…。

でも待てよ、今私は玲と接してはいけない。しかも玲は彼女いない。

…と言うことは…玲に勝てる!!!!
これはいける!いい機会だよ。

玲がいなくたって全然平気。
かるちゃんの方が優しいもん。


「…って…え?」

やっと家について入ろうと思ったのに鍵が見つからない。



……やばい、家ん中だ。