~忘れたい~ 止った時間....ー

恋羽 「そっか...ー
じゃぁ、最後はあの桜の木の下
でふってくれないかな?」


「そんな事言うなよ!!」って本当は言いたい。
でも、駄目なんだ。



悠叶 「わかった。」



恋羽 「なら、明日の四時にあの桜の木
の下で待ってるね?」



悠叶 「わかった。」


そう、俺が返事をしたら、病室を出ていった。


俺は、涙が止まらなかった。
こんなにも、人を愛したのが初めてだったから。