背番号、7番

                   



『ごめんね、付き合ってもらっちゃって』
「ううん、けど私なんかでよかったの?」

春くんの買い物に付き合う為に、
私達は近くのショッピングモールに来て
いた。

「それで、なに買うの?」
『実名は出せないんだけど、
 女の子への誕生日プレゼントを買いたくて』
「えぇ?なに、春くんって好きな子いたんだ!」
『そりゃ、まあ。一応、男だからね』

春くんは、どちらかというと
青春は恋愛より部活っぽいイメージ。
だから、すごく意外だ。

「その子って、どんな子?」
『んーとね‥、
 誰とでも仲良くなれる明るい子。
 あとは、好きな事には真っ直ぐな子。』

かな‥?なんて、言う春くんは頬を赤らめて少し照れている様子だった。

「んー、なんか羨ましいな。春くん」
『えっ、なんで__?』

「だって、凄く楽しそうだもん!
 野球やってる時の春くんもかっこいい
 けど、今の春くんもかっこいいね」