私と同じ位ショックを受けたのはケイだった。

ケイは私の側を余り離れたがらなかった。

小児喘息と重なり、後に不登校に繋がって行く。

ユウはもう私は死ぬと覚悟した。

母は、

「めくらになって死ね!
荷物を処分しとけよ!」

と、言った。

それなのに、教育入院が必要だと言われ、病院から母を呼べと言われた。

間近になり姉まで来ると聞いて、私はまた不安発作で、コントロール不可になった。

結局救急に搬送されて、数日拘束された。

ケイはその間施設に入所し、再び会った時は目に光がなく、私を直視出来ない子になっていた。

私は頑張ろうと決めた。
病気やストレスに殺されまいと。