子供時代は前髪の長さや持ち物、服、下着、友人、手紙に電話に入浴、ゴミも管理された。

少女の頃、【性】と言う文字、性に関する事を全て遮断されたから、初潮の時は驚愕した。

叱られた。

次の日保健教諭の先生から説明を受けた。

胸が膨らんでも叱られた。

父は無頓着で、もう柔らかなヘアーが生えた娘の下着を下ろし、お尻を叩いた。

もう子供の体じゃないんだからやめてくれと言うまで気づかなかったし、母がいない時従兄弟とお風呂を強要された。

従兄弟は恥ずかしがる私を面白がり、タオルを捲られけして見られたくなかった大人になった下腹部を見られ、私は逃げ出してしまった。

要領のいい姉、親が喧嘩する度にどちらにもうまくついた。

私は親の前では無口、口ごたえしたら殴られたからだ。

二階では姉に言葉の虐待を受け続けて育った。

自由が欲しくて、ただ幸せになりたくて家を飛び出したのに、結婚しようが離婚しようが、両親は私を管理した。

外出の自由もなかったから、電車もバスも乗り方もわからなかった。

子供と暮らしてる大人の娘が、友達の家に泊まっただけで何故許可を取らないかと言われ、抵抗したら勘当された。