すぐに書かなかったので、記憶が曖昧だが、ユウの部屋にいる間、ユウは自分だけラーメンを作って食べては眠り、夜中起きてはシャワーをし、午前三時までテレビを見て、午前十一時に起きて出勤した。
一度だけインスタント焼そばを使いそばめしを作ってくれた。
でもその後は相変わらず、帰宅して私が作った食事は見向きもしないでラーメンを食べては寝て、起きてシャワーを浴びてまた寝る事が続いた。

一度カレーを作ってユウと彼女とも一緒に食べた。
ユウの彼女が作りますと言ったけど、私は自分が作るカレーがこよなく好きだからとふるまった。

美味しいと言って食べてくれた。

後は豆腐ステーキと中華の旨煮とスープの間位の料理を、胃の弱いユウの為に作った。
毎晩吐いていたから。

父の食道癌を思いだし不安だった。
お風呂の前に食べたら吐くのだと言う。