だからヒロも生きている限り自責の念から逃れる事はできない。

ケイの愛らしさ、重さ、温もり。
ケイの出産。
私との愛と葛藤の日々。

私が苦しんでいるのと劣らず、死ぬまで思いだし泣き続けるだろう。

だけどそれは私やケイに愛があるからだ。
すまないと言う気持ちがあるからだ。

私たちが苦しみ続けるなら、それはきっと手を離してしまった罰だ。