「俺の仲間と合流したって、わけかー…」

「そうみたいです」

「じゃあさ、俺等も待ってるの暇だし遊んじゃおうよ」

「そうですね」

藍に窪野さんと合流したことを伝え、遊んでいるとメールしておいた。

「本当に窪野さんはお兄さんですね」

「はは、よく言われるよ」

少しだけお腹が空いてきた。

「俺、お腹空いたかも」

「私もです」

「奇遇だね」

そういって、笑ってくれた。

「じゃあ、ホットドック食べてみない?美味しいんだよ」

「食べます!」

「あ、あゆちゃん辛いの平気?」

「多分」

窪野さんはすぐに買って来てくれた。

「わぁ…」

「…ねぇ、あゆちゃん」