「俺はあゆみが好きなんだ。 だから正直言って、離れるのが怖い」 「まだ時間はあるよ。その間に不安なんて消すから」 ただキミが切なそうに見えるのが、辛かった。 結婚式は幕を閉じて、 夕美と春と桃乃が帰り際話しかけてきた。 「あゆみ、明後日ハロウィンパーティしよう」 「え?先月だったよね?」 「いいのぉ~!季節なんて時間なんて関係ないんだから!」 夕美がそういって、春にも目配せをしていた。