藍も腰を下ろすと。 「…そらは何にも分かっていない。 心配しているようで、 あゆみはこれからもいてくれるんだって。そう思っている。 現実を分かっていても、理解が出来ていないんだ」 「…うん」 「いつ入院するんだ?」 「来月に入ったら」 「後、10日か…」 「そうだね…」 「皆でいつでも会える何かないのか?」 「…手紙とかは?」 「手紙?」 「それならお金かからないよ」