「っ…トイレ借りていい?」 「あゆみっ!大丈夫??」 そらが接客中にこっちに来た。 「そら…大丈夫なのに…」 「駄目なんだよ、それじゃあ…」 「うん…」 「そら、過敏すぎじゃない?」 「…あゆみを失うのが怖いんだよ…」 春と夕美が小さく呟いた。 最近のそらはべったり、私といるようにしている。 傍にいるって、いったけど。 これじゃあ私がいなくなった後が、とても怖い。