夕美が叫ぶと、周りの客が振り返る。 「…夕美…。場所を考えろよ…」 藍が苦笑しつつ、そらを見つめた。 そらの顔はいつもより、もっと赤くなる。 「分かってる!」 笑顔で言ってくれて、一安心。 そして大地を見たら眠っていた。 「大地ぃ~!あんただけケーワイなんだからっ!」 「あたっ」 夕美の軽いチョップで、起きたらしい。 大地は夕美を睨んでいた。 「お前…俺の彼女になっても、暴力とかすんのかよ…」