「じゃあそこに行こう!」 大地がノリノリでいった。 あゆみのお腹もさっきから鳴ってる…。 それから3分後。 またまた凄そうな店に着いた。 「今日はおごるよ。皆学生だろ?俺は大人なんだし」 「…ごちになります!」 「こら。大地…」 夕美は呆れつつ、お辞儀をしていた。 誰かに借りを作るのは、好きじゃないけど。 仕方がない。 今回ばかりは。 「そら、行くぞ」 「あ。うん」 あゆみを背負い直して、皆の後ろを歩いた。