窪野さんは、私を今見ていない。
「何?」
「ちょっと来て」
「うん」
呼ばれたのは、学校裏。
ここって…。
「っはは。ざまぁみろじゃん!モデルに取られたら、立場ねぇーのに!」
水を思い切りかけられる。
「ちょっと!あゆみに何すんの!」
そこにきたのは、夕美さんだった。
ふわふわの髪をなびかせていた。
「夕美、あんたも味方になっちゃうわけ?あんただって、そらのこと好きだったくせに!
コイツの事、羨ましそうに見ていたくせに?」
「…それは昔のことよ」
何それ。
皆、窪野さんが好きだったてこと?
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