「そか」 すばやく制服に着替えて、 「行こうよ」 「うん…」 朝は気まずいまま、学校へ行った。 すると学校の門前には人だかりが。 「あっ!そらぁー」 「…!」 窪野さんの表情が凍りつく。 私もその人を見つめた。 (あぁ。この人が幼馴染ね) 「あれ。この子が彼女?」 「あぁ。もういいだろ。あっちに行ってよ」 「冷たぃ…。いいじゃん!私も今日からここに通うの」 「はぁ?!」